6月の誕生日祝いに地中海市場 Resatで食事した

うちの家族の間では、毎年誕生日が来るとなにかしらの異国の料理が食える店でお祝いをする、という慣習がある。

今回は私の希望によりギリシャ料理屋に行くことになったんだけど、第1希望だった渋谷のギリシャレストラン エーゲ海1が2014年に立ち退きで閉店になっていたことを知り、ショックを受けた。

で、家族で集まって食べる日自体はもうすでに決まっていて、エーゲ海に食べに行けないと判明したのがその前日。翌日にほかにギリシャ料理が食べられる場所を探したら、蒲田にSpyro’sというお店があった。なにやらギリシャ大使館の方も食べにくるそうでおいしそうだなと思ったので電話してみたら、予約で埋まっていて入れなかった。当日に電話したので無理はない。

Spyro’sに行けないのが分かったのは、当日の17時。その時点で蒲田で集合することになっており、蒲田周辺でそれっぽいお店を探した。そしたら、今度は大森にResatというお店があった。ギリシャ料理屋とは書いていないんだけど、地中海周辺の料理が食べられそうだった。こっちは電話したら大丈夫だったので、全員で蒲田と大森をゴタゴタして集合したのち、お店に行った。

お店に行ってみると何かのパーティで団体客がいて、案内されたのはそこから離れた席だったので静かに食事ができた。席数は結構ありそうだった。お店の人に「人が多くて料理が出るまで時間がかかるので、一度にまとめて注文すると良いですよ」と教えてもらったので、まとめて注文した。注文時には「メニューの金額だとコロッケ3個だけど4個にします?」とか「今日のお通しはパンだからアヒージョちょうどいいね」とか、客にあわせて注文を組みやすくしてくれて親切だなあと思った。

アヒージョとかパンとか

メニューの中で特に気になったのが、「坊さんが気絶した伝説がある」という説明が添えられたイマムバユルドゥという料理で、お店の人も「ムサカとそれは似たような感じだから、そっちのほうがオススメ」と言っていたのでムサカは頼まなかった。

パエリヤとかケバブ、真ん中がイマムバユルドゥ

イマムバユルドゥ、たしかにムサカみたいなスパイシーなひき肉が食べられるんだけど、下に敷いてあるのはじゃがいもでなくナス。トロトロして食べごたえよりも食感重視な美味しさだった。

ピザなんだけど変わった形

デザート

なお、ワインのボトルを白と赤1本ずつ4人で飲んだ。おいしかった。


  1. この慣習の始まりはエーゲ海に行った年あたりから始まっていて、エーゲ海の料理は何を食べても日本食とかけ離れた味がして、非日常感があった。 ↩︎